㈱ニューメディア発行の月刊ニューメディア誌の別冊「HDR制作解説書 Ver.3」が11月15日に発売されました。これはHDR映像制作の基本から最新制作技術と実際の制作事例を映像クリエータや技術者が解説したもので極めて実践的な内容になっています。この解説書は、日本でHDR制作が本格的に始まった2016年に初版が発行され、2017年11月にVer. 2、そして今回が3冊目となります。コンサルタントはこれら全てに記事投稿しています。

今回は舞台芸術等を例にHDR映像の解説やHDRマスターからSDR映像制作の効率的なワークフローなどを解説しています。HDR制作にご興味のある方は是非読んでいただければと思います。

ドルビービジョン映像＆ドルビーアトモス立体音響とシネマ体験に最適化されたシアターデザインを有するドルビーシネマが国内4スクリーン目として都内でオープンした。100万対１のコントラストレシオを持つレーザープロジェクタで映写される黒は本当に驚きの”漆黒の黒”であり、豊かな暗部諧調で映画を楽しむことができる。通常の劇場のコントラストレシオが数千対１程度であるのでその違いは明らか。最高輝度も通常のシアターより2倍以上明るいので真っ暗な劇場の中できらりと輝く金属光沢や役者の瞳の輝きなどがとても印象的になる。
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​写真はAVPと呼ばれる音響映像通路。ここに上映作品をイメージした専用映像を投射する事により、これから鑑賞する作品への期待感を高めてもらい、入り口から作品の世界に没入していただく効果を演出している。